総合格闘家の皇治選手が2025年6月18日、24年12月下旬に起こした当て逃げ事故の処分が「安全運転義務違反」になったことを報告し、改めて謝罪した。「これからの人生安全運転で行きたいと思います」皇治選手は24年12月下旬、愛車のフェラーリ・プロサングエで街路樹などに衝突する事故を起こし、そのまま立ち去ったとして、25年3月31日に警視庁が書類送検したと報じられた。事故の発覚後に公開した謝罪動画では、警察には薬物の使用を疑われたものの「薬の検査全部して、もちろんアルコールも全部して、でも出なくて」と潔白を証明できたと主張していた。6月18日、皇治選手は自身のXを更新し、「この度はお騒がせして大変申し訳ございませんでした。これからの人生安全運転で行きたいと思います」とした。添付された書類では、所属チームの「TEAMONE」名義で「昨年末に発生いたしました皇治の交通事故につきまして、このたび警察および関係機関による調査・手続きがすべて完了し、『安全運転義務違反』として正式に処分が終了いたしましたことをご報告申し上げます」と説明した。「事故に際しましては、近隣にお住まいの皆様をはじめ、街路や街路灯を管理されている関係各所の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます」と改めて反省をつづり、「再発防止に向けて、所属メンバーおよびスタッフ全体で交通安全意識の向上と啓発に取り組んでまいります」としている。「ちゃんと速やかに対応させてもらってから、免許返納っていう形に」「調査・手続きがすべて完了」とした皇治選手だが、報告には「免許返納」をめぐる指摘が相次いでいる。「返納はどうしたん? また口だけ?」「お前まだ免許返納してねえだろ。返納撤回か?」「免許返納の件はどうなりましたか?」皇治選手は事故の発覚後、3月31日に公開した謝罪動画で、「もう免許返納しようと思います」などと語っていたためだ。しかし、5月6日のインスタグラムで「俺から俺に誕生日プレゼント」として、ローマスパイダーに寄りかかった写真を公開。5月13日のYouTubeでは、フェラーリを購入したという皇治選手に、スタッフが「免許返すみたいな話も...」と振った。皇治選手は「うん、返す」とうなずきつつ、「まあでもフェラーリ潰れたから、コレクションがなくなったから、これは欲しいなと。あれ別に免許なくても買えるらしいで」と、購入した理由を語った。なお、当時は判決を待っていたことから「行政処分中は免許返されへん」「電話したら(返納)できへんって言われた」と明かしていた皇治選手。「判決されたことに対して、ちゃんと速やかに対応させてもらってから、免許返納っていう形になると思う」としていた。
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