猛暑日続出、梅雨前線消滅も...心配される「米の不作」 実際の可能性は?農水省に見通しを聞いた

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昨年並みであれば主食用の米は「約40万トン増加する見込み」

   仮に不作となった場合について、農水省農産局企画課の担当者は、不作の状況にもよるが、急に不作が判明するわけではないため「状況を見ながら判断していく」ことになるとした。例えば93年のように作況指数74などになれば影響はあるが、作況指数90程度であればさほど影響はないという。

   また、24年の夏は23年と並び、統計開始以降で最も気温が高かったが、仮に24年並みの収穫量であれば、「去年よりも主食用の面積を増やしたいという意向が強いので、その希望面積で昨年並みの収穫量だと仮定すると、約40万トン増加する見込みです」と説明した。

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