「我々は、世論を代表して来ているんですよ」
「説明になっていないんですよ。お話にならない。社会に通用すると思っているのか。我々は、世論を代表して来ているんですよ...」
一部記者は、声を荒げて持論を繰り返し、福田社長が「ご意見は承りますが、プライバシーを優先させていただきます」と応酬が続いた。
そんな中で、司会者が割って入り、名前を名乗らず勝手に質問をしないでほしいとして、「ルールを守って下さい」と呼びかけた。司会者は、会社から説明できることは少ないものの、番組からの降板という重大な事案のため会見をしていると理解を求めた。
その結果、声を荒げる記者は少なくなったが、「どういう事案かまったく分からない」「記者会見になっていない」と不満がなおも漏れていた。会見が終わったのは、1時間半後の14時30分だった。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)