「スマホ認知症」中高年は注意を だらだら・ながら使用の末「物忘れがひどい」「わけもなくイライラ」症状

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スマホに頼らず、もっと頭を使え

   どうやって脱却するか。朝日生命のホームページでこんなアドバイスしている。

(1)スマホの使用時間を見直す―「1日何時間まで」「連絡以外で使わない」「寝る前は使わない」などルールを決めておく。
(2)スマホに頼りすぎない―思い出せないことや知りたいことをすぐに検索してしまいがちだが、「本で調べる」「人に聞く」。要するに、頭を使えということ。
(3)デジタルデトックス―デジタル機器から離れて、心身の疲労を回復することを「デジタルデトックス」と呼ぶ。スマホを持たずに過ごしたり、電波の届かない場所で過ごしたりして、接触を断つ。
(4)直接的なコミュニケーションを重視―直接会って話すことで、話の内容を考える、相手の話を聞いて理解する、相手の表情を読む、気持ちを理解するといったさまざまな面で脳が働く。
(5)良質な睡眠をとる―睡眠は脳の機能を回復させる。適度な運動や1日3回の食事、就寝2~3時間前の入浴などで質の高い睡眠を心がける。

   乗り物の中ではいじらない、家の中でもベッドの脇や食卓に置きっぱなし、こっちからかけないというのはどうだろう。

(シニアエディター 関口一喜)

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