コスパ、タイパの次は「スペパ」に注目 隙間を活用して生活を豊かに、その具体例

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   「スペパ」をご存知ですか。「スペースパフォーマンス」を略した言葉で「空間対効果」と訳されることが多い。限られた空間を効率的に使う工夫をして、より快適に暮らそうという考え方でもある。いわば「コスパ」や「タイパ」のきょうだいにあたる。

  • 空間を効率的に使って快適に暮らそう
    空間を効率的に使って快適に暮らそう
  • Fun Standardプレスリリースより
    Fun Standardプレスリリースより
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TVのスぺパ特集、ネット販売も隙間商品を紹介する

   家具インテリア、小型家電、住宅設備といった分野で「スペパ」を意識した新商品が相次いでいる。NHKは2025年4月の放送で、「新しい生活がはじまる新年度に『スペパ』が注目されている」として、3畳ほどの狭いスペースを最大限に活用する賃貸物件や、スリムで背の高い冷蔵庫などを紹介した。

   楽天市場は「スペパ特集、すきま収納で暮らし快適化!隙間収納・デッドスペース家具まとめ」とうたい、洗濯機の上の空きスペースや台所のわずかな隙間を生かす商品を紹介する。また、ネットスーパーのOisixは、冷蔵庫の中で場所をとらない使いきりサイズのミニ野菜を「スぺパベジ」と名づけている。

   「コスパ」はコストパフォーマンスの略で、費用(コスト)に対する価値や満足度を意味する。2020年代に急速に広がった「タイパ」はタイムパフォーマンスの略で、時間に照準を合わせ、動画を早送りするときなどに用いられる。

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