「精神的ショックはあるようで、周囲のケアが求められる状況」
党の説明によると、見知らぬ男性から「安野の妻か」と問われたので、「サポーターの方なのかと思い、『そうです』と答えた瞬間に突き飛ばされた」。「うずくまっている間に、罵声を浴びせられた」としている。けがは快方に向かっているが、
「身体的なダメージ以上に、精神的ショックはあるようで、周囲のケアが求められる状況です」
としている。
警察には被害届を出し、26日に受理。今後は「家族やスタッフ、支援者の方の安全を守るための体制を強化」することに加えて、「警察とも連携し、街頭演説や日常生活においてもできる限りの対策」を講じるとしている。
さらに、今回の事案を「目指す世界の対極にあるもの」、などとして、改めて非難した。
「このような卑劣かつ暴力的な行為は、民主主義社会の根幹を脅かすものであり、決して容認することはできません。政治に携わろうと挑戦する者、ましてや家族に対して、暴力という手段で脅威を加えることは、言論や信条の自由を踏みにじる行為であり、『チームみらい』が目指す世界の対極にあるもので、極めて深刻な問題だと認識しています」
「暴力は、決して正義の手段にはなりません。私たちは、どのような脅威にも屈せず、自由と尊厳を守るために闘い続けます。すべての国民が安心して意見を述べ、暮らすことができる社会を実現するため、私たちは一歩も退きません。この事件を一つの転機とし、『暴力ではなく対話で社会を変える』という信念を、今こそ強く社会に問いかけていきたいと思います」