お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の中田敦彦さん『42)が2025年6月27日、公式YouTubeチャンネルに公開した動画で、登録者数540万人超のYouTubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学」での「授業」を休んでいた理由について語った。YouTubeの動画の多くを非公開に「中田敦彦のYouTube大学」は2019年に始動し、政治や経済、歴史、宗教、時事ニュースなど幅広いトピックを授業形式で解説する動画で人気を集めていた。しかし25年2月3日までに同チャンネルに投稿していた多くの動画を非公開にした。その理由について投稿欄では「数年前と比べ、YouTubeの影響力が大きくなる中で、より適切な情報をお届けするため、改めて内容を精査し、必要に応じて編集の上、順次再公開していく予定です」と説明。以来、過去に投稿した授業形式の動画を再編集したアップデート版と著名人との対談動画のみを公開し、新作の授業動画の更新は2月3日を最後に途絶えていた。YouTubeチャンネル「中田敦彦のトーク」に公開した「【近況報告】新作授業&トークチャンネルを再開します!」と題した動画で中田さんは、「YouTube大学、新作授業再開します。ご心配をおかけしました」と切り出した。「授業」を行わなかった理由について、一つは23年12月に誕生した第3子の子育てが予想以上に大変で「フルマックスで仕事に振り切れる感じじゃなかった」と説明。第1子、第2子の時はテレビタレントとして活躍し、ほとんど子育てに協力できなかったことから「それのリベンジと言いますか、三度目の正直と言いますか。それで『頑張ろうね』みたいなところがあったのかな」と振り返った。25年秋に「完全引退」することを考えていたもう一つは今年の9月で43歳になる年齢を踏まえ「早めのミドルエイジクライシスみたいな。『あれ?この人生、何のためにやってたんだっけ?』と悩みまして」と中田さん。YouTubeでの活動に注力した結果、北野武さんや大物政治家がゲスト出演するまでにチャンネルが成長を遂げたことで「もうやり切ったんじゃないのかな」という気持ちがどこかにあったという。そこから「あと何する?」「穏やかに生きてみるか」などと思案し、ついには「今年の秋には完全に引退しようかな」とまで考えていたという。しかしそんな中、YouTubeの企画で山田五郎さん(66)と共演した際に「まだ40代でしょ?」「これからでしょ」と言われた、とも。さらに、子どもの成長、撮影・収録環境、コミュニティの変化など様々な要因が重なって「細かく色んなものがクリアになっていって、ガバーッと目覚めた感じ。めちゃくちゃ仕事頑張ろうって」と心境の変化があったと明かした。ここ2年間ほどは次の目標を見失って暗中模索していたものの、何故か突然「ものすごい頑張りたい」「がむしゃらに走りたい」という気持ちが沸いてきたという。そして今後は、参院選やイスラエル・イラン・アメリカの問題などを授業形式で解説していくと予告していた。
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