「僕には僕なりの正義があって僕はやってる」
松葉杖を捨てられた男性は、「あ、お前今やべえことやったぞ」。「俺は足が悪いんだ、お前これもう犯罪だよ」と細川さんを追及。男性は「松葉杖で24万、慰謝料で85万ぐらいかな」などと言いながら警察に電話をかけ始めた。
細川さんは巣鴨で降りる予定だったが、通報の様子を見て上野駅まで乗車。男性とともに上野駅で降り、事情を聞かれることとなった。
トラブルの顛末を説明した細川さんに、警察官は「お兄さん、松葉杖は放り投げちゃだめだよ」。しかし、細川さんは「分かります。でもね、僕には僕なりの正義があって僕はやってるんで、もしこれで僕がもう刑事事件になったり、犯罪になるんだったら全然いいです」と返答したという。
「俺の目的は、あいつ(男性)にね、障害者なのかちょっと足を怪我してるのかはちょっとわかんないけど、だとしても悪いけどそんな傲慢にこの世の中は渡れんぞ、というのを示すのが僕の意思なので」