筋トレ系インフルエンサーで、YouTubeのチャンネル登録者数は107万人の山澤礼明さんが、自身の公式YouTubeチャンネルで「NPC Worldwide × FWJ Beef Sasaki Japan Classic 2025」に出場した模様を公開。2025年6月30日に「今年こそオーバーオール優勝を獲る。」と題し、当日の一部始終を明かした。
「令和の虎」の虎としても人気...山澤礼明がいざ大会へ
山澤さんは、筋トレYouTuberとして人気を博すかたわら、「FITPLACE24」というジムを経営し、現在150以上の店舗を展開。さらに、「REYS」というオリジナルブランドでトレーニングウェアやプロテインをプロデュース。近年は、YouTubeチャンネル「令和の虎」の虎としても活躍している。
「NPC Worldwide × FWJ Beef Sasaki Japan Classic」(通称ビーフ佐々木クラシック)は、ボディビルやフィジーク、ビキニ、フィギュアなど、男女それぞれに複数のカテゴリーが用意されている、いわば「筋肉の祭典」だ。
山澤さんは、メンズフィジークの部門に出場した。ボディビルと比べた場合、筋肉の質やバランスが重視される競技カテゴリーだ。ごく簡単にいえば、カッコいい身体を競う。山澤さんは10年前から参加しており、初出場では最下位だったものの、出場を重ねるごとに順位を上げ、昨年は2位に入賞している。
ストイックに食事制限して準備はバッチリ、結果は?
優勝を狙う今大会では、朝5時に起床し、コーチ監修のもと、食事も制限。朝から牛肉ステーキと白米を150グラムずつ食べ、大会が始まるまでにチョコやポテトチップスなど少量の糖質を摂取した。血糖値を上げることで血管が浮き出て、コンディションを整える効果があるという。
当日の意気込みを聞かれた山澤さんは、「最下位から始まりましたけど、当時こんなに長く続けるとは思わなかったから、でもあれから10年ね、やったからには今回は僕が(優勝を)獲るしかないだろうな」と気合いを入れた。そして、直前に腕立て伏せやストレッチなどをして、いざステージへ。
審査では、筋肉量・絞り・筋肉のバランス・骨格などのほか、筋肉の大きさだけでなく形・丸み・厚み・左右対称か などを見られる。体が絞れているだけでなく、血管が出ていてドライ(筋繊維がはっきりと見える状態)な状態が望ましいそうだ。
さまざまな審査を経て、トップ2まで上がった山澤さん。そして結果は、昨年と同じく第2位となった。大会後、山澤さんは残念そうな表情でコメントした。
「10年やってきて、自分でいいと思っていたポージングとかも、全然まだまだだし、改めて奥が深いなというか、もっともっと学ばないと勝てないなっていうね。みなさん本当にね、応援ありがとうございました」
最後に動画内のテロップで、「ここまできたら優勝するまでやり続けます」と表明した。