元格闘家エンセン井上、武尊の「K-1」怒りの告発に反論...気持ち分かるが「文句あればサインしなければいい」

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「地方での試合以外は試合前のホテル代も自腹」

   「トーナメントで一日3試合して身体ボロボロになって戦ってもファイトマネーは1試合分。それで大怪我して入院したり手術をしても治療費は自腹。地方での試合以外は試合前のホテル代も自腹。選手を契約で固めて自動更新され続けて契約期間中に辞める時には今までもらった全てのファイトマネーの何倍もの金額の違約金。契約満了で辞めても契約終了してからの半年間優先交渉期間として他のどこの団体とも契約できない干される期間も付いてくる。そんな団体が他の団体を選手を食い物にするとか裏側が腐ってるとか選手が報われないとか言えますか?」

   現役の人気選手の衝撃的な告発に、井上氏は「武尊はすごくいい人だし、尊敬しているし信用できる選手だから、武尊がそういうことを言うのは、すごいインパクトがある。武尊は今、ONEの選手で、カルロス菊田がONEの悪口を言った。武尊はONEを守ろうとして、そういう話をした。だから武尊が話をした意味は分かる」と一定の理解を示した。

   一方で、K-1の契約が厳しいのは「ビジネスだから当たり前」とし、武尊の主張に苦言を呈した。

   「武尊が言っている契約の内容を聞くと、『それひどいな』と思うが、俺の意見は、それでも選手が契約にサインをしたということ。ホテル代は自腹とか、武尊はいろいろ言っていたが、それは全部契約に入っているはず。K-1の選手は、契約に文句があればサインをしなければいい」

   そして、こう続けた。

   「K-1の契約が厳しいといっている選手は、結局みんなサインをした。武尊の気持ちは分かる。選手としてもっといい契約がほしいとか、気持ちは分かるが、武尊も結局サインをした。契約の自動更新もそう。それも契約書に書いてある。選手が何も言わなければ自動に更新されると。だから自動更新に文句を言うのはありえない」

   キックボクサーの武尊は、長らくK-1のリングで活躍し、K-1史上初の3階級制覇を達成。現在は「ONE」を主戦場として活動している。

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