「古い」と反論するも、謝罪や訂正なし
加えて、参政党の「ぶっ飛び言説」としてSNSをざわつかせているワードが「メロンパン」だ。食の安全を掲げる参政党は、かつて小麦粉に対して否定的な主張を展開していた。SNSでは「メロンパン1個食べて翌日死んだ人はたくさん見てます」と述べていた過去の街頭演説の動画が掘り起こされ、拡散されている。
この動きに対し、同党の吉川里奈衆院議員は7月6日、自身のX(旧Twitter)に「メロンパン、ちょっと古い」と投稿し、批判を牽制した。さらに同党から参院選全国比例に出馬している梅村みずほ氏も10日、Xに「『メロンパン食べたら死ぬ』は党の公式見解ではございません。 国民の皆さまにおかれましてはデマの流布にご注意くださいませ」と記し、メロンパンを持った自撮り写真を投稿した。
だが、この対応にも「自分達で言っておいてデマの流布って」「何で開き直ってんだ」「古いから訂正謝罪の必要がないとか、やばすぎる」などの意見が続出した。
「2ちゃんねる」創設者の西村博之さんは6月10日、自身のYouTubeライブ配信で参政党ついて「公約を出したとしても、それを覆す可能性がある」と分析。過去に発した真偽の疑わしい言説を撤回していないことを理由に「嘘をついても許すという支持者が増えると、他の政党も『嘘をついていいよね』になっちゃう。日本にとって良くない」と切り捨てた。