制球難のDeNA藤浪晋太郎、克服法は「1択」? 球団OBが自信「チームは必ず藤浪の投球を分析できる」

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「クローザーとしては、なかなか使いづらい」

    球団OBでもある高橋氏は、「(チームは藤浪の投球を)必ず分析できると思う」と自信を見せ、復活のカギについて、次のように持論を展開した。

    「メンタルを充実させることだけじゃないかな。どういう状況でもマウンドに上がって、ストライクを投げられる状況が整えば、活躍する確率は高い。それができなくなったとき。日本のバッターは能力が高い選手が多いので、それができなくなる可能性の方が高いとみている。やってみないと分からないが、アメリカで経験したことがいい方に出れば、とんでもない活躍ができると思う」

    そして、藤浪の起用法に言及。制球難からクローザーでの起用は厳しいとの見解を示した。

    「いい時は、クローザーを任せられるような球を投げる。でも、おかしくなったときが怖い。クローザーとして任せていると。その時の調子によって9回行くこともあるかもしれないが、クローザーという形で固定した時に、ダメな時のチームへの影響が大きい。クローザーとしては、なかなか使いづらい」

    チームは16日時点で、リーグ3位で、首位・阪神を9.5ゲーム差で追いかけている。逆転優勝へ、藤浪はチームの救世主になるのか。今後のプレーに注目が集まる。

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