日産自動車が主力の追浜工場（横須賀市）での生産終了計画を発表して騒がれる中、スズキがレトルト商品で「インドカレー」の販売を始め、売れ行きも好調のようだ──という情報がXで話題になっている。
なぜスズキがカレーを売ることになったのか。詳しい話を聞いた。
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話題になった「スズキ食堂インドベジタリアンカレー」全4種。商品名の右横にベジタリアン食を示すマークが記されている。（スズキ提供） -
「スズキ食堂インドベジタリアンカレー」全4種の盛り付けイメージ（スズキ提供） -
「スズキ食堂インドベジタリアンカレー」全4種（スズキ提供） -
「スズキ食堂インドベジタリアンカレー」大根サンバルの盛り付けイメージ（スズキ提供） -
「スズキ食堂インドベジタリアンカレー」トマトレンズダールの盛り付けイメージ（スズキ提供） -
「スズキ食堂インドベジタリアンカレー」茶ひよこ豆マサラの盛り付けイメージ（スズキ提供） -
「スズキ食堂インドベジタリアンカレー」青菜ムングダールの盛り付けイメージ（スズキ提供） -
左から鳥善代表取締役の伊達善隆氏、スズキ代表取締役社長・鈴木俊宏氏（スズキ提供） -
本社社員食堂でのカレーの提供イメージ（スズキ提供）
「発売2日で約5千食を販売しました」
スズキは2025年6月25日、自動車メーカー大手でありながら、全4種のレトルトカレー「スズキ食堂インドベジタリアンカレー」シリーズを発売していた。7月に入って商品化がXで知れ渡ると、「え、スズキがレトルトカレーを...？！」「冗談でしょ？と思って検索したら本当にあったよ」「食べてみたい」などと関心を集め、「普通に本格的でうまかった」「パッケージがとても良い」といった感想も出た。
スズキ公式サイトによると、同シリーズは、かねて本社社員食堂で提供しているカレーをもとに、ブライダルやレストラン事業を展開する鳥善（静岡県浜松市）と共同開発した。
箱型パッケージはスズキの四輪デザイン部が手がけ、味ごとに背景色や柄が異なる。「大根サンバル」はグレーでHAYABUSA、「トマトレンズダール」は赤でスイフト、「茶ひよこ豆マサラ」はオレンジでジムニー、「青菜ムングダール」は緑でV-STROM1050DEといった具合に、車両や食材のイラストが描かれている。公式ECサイト「S-MALL」で税込み918円だ。
スズキ広報部は17日、J-CASTニュースの取材に応じ、実際に多くの客に注文されているとして「発売2日で約5千食を販売しました」と明かした。また「SNSでは、ご購入いただいたお客様が、届いた商品の写真アップや、お召し上がりいただいた感想をコメントされるなどを拝見しており、大変ありがたく感じております」と受け止めている。