日本のオールスター戦は「1試合でいい」、元NPB最多勝投手が大リーグ方式を提言...「1試合の良さがある」

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「オールスター戦には多くの人に出てもらいたいけど...」

   ナ・リーグは、大谷のヒットを足掛かりにチャンスを広げ、無死1、2塁からケテル・マルテ内野手(ダイヤモンドバックス、31)のタイムリーで2点を先制した。

   武田氏は、大リーグのオールスター戦で初めて行われた延長戦に代わる本塁打競争のシステムについて、「それがいい」と賛同し、こう続けた。

   「最近、(大リーグは)ゲームファーストじゃないけど、日本もピッチクロック(投手が打者に投球するまでに使える時間を制限するルール)を考えないといけないんじゃない?日本は、もともと引き分けのある国なので、見ているほうは『決着を付けろ』となるが、やっている方は大変。(日本も)今後、そういうの(本塁打競争)を入れるんじゃない」

   現役時代、日本のオールスター戦に5度出場した経験を持つ武田氏は、大リーグと日本のオールスター戦を比較し、「(オールスター戦には)多くの人に出てもらいたいけど、日本も1試合にしてもらいたい」と提言した。

   そして、スタッフから「メジャー(オールスター戦)は良かったですね。1イニングずつ出てきて、野手も代わる代わる出てきて」と投げかけられると、「全然それでいい。1試合だから良いというのがある。そこは営業のこともあるのだろうけど。1試合でいいよね。日本も1試合でいい。前から思っている」と持論を明かした。

   現在、日本のオールスター戦は2試合行われ、セ・リーグ代表とパ・リーグ代表の選手が激突する。今シーズンの第1戦は、23日に京セラドームで行われ、第2戦は24日に横浜スタジアムで予定されている。

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