「お盆で帰省」普通列車ならどこまで行ける? 東京駅から東海道線、中央線、東北本線...意外と遠くまで

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高崎線・東北本線方面は接続が「難敵」

   では高崎線方面はどうか。東京9時21分発の快速「アーバン」に乗れば、平日なら11時05分、土休日なら11時13分に高崎に着く。

   だがこの先が問題だ。前橋に向かうなら列車の本数があるものの、水上方面には12時02分まで待たなければならない。この列車で水上に13時09分に着いても、13時32分発長岡行きに接続することは可能である。ただ、群馬県と新潟県の県境は列車の本数が少なく、列車の遅れなどが発生すると大変なことになる。なお長岡には15時32分に到着、1分乗り継ぎで新潟行きに乗り、16時50分に新潟に着く。

   正直、高崎・前橋までしか普通列車での帰省は薦めない。交通系ICカードは、群馬県と新潟県をまたいだエリアを設定していない。

   東北本線方面を見てみよう。平日なら東京9時11分発、宇都宮11時14分着、土休日なら東京9時03分発、宇都宮10時52分着で、宇都宮ならば着いてしまう。

   11時23分発の黒磯行きで12時17分着。だがここからは接続がよくない。13時22分発までしか列車がない。この列車に乗っても、新白河・郡山で乗り換え、福島には15時26分着。15時43分発に接続し、17時05分に仙台に着く。黒磯~新白河間がネックになっているため、普通列車は使いにくくなっている。ここでも、交通系ICカードは東京からなら黒磯までがエリアとなっている。

   では常磐線はどうか。9時18分東京発に乗ると、10時33分に土浦に着く。水戸には11時32分に到着する。この先、高萩止まりの列車が接続し、その先のいわきに行くなら12時10分発に乗る必要がある。いわきには13時37分着となる。ここから先は本数が少なくなり、上手に接続しても広野までになってしまう。いわきまでがぎりぎり、といえるのではないだろうか。

   なお、いわきまでは東京から交通系ICカードを使用することが可能だ。

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