阪神が首位独走のセリーグ 注目は「4球団の熾烈なCS争い」に

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   阪神が2位・巨人に12ゲームの大差をつけて首位を独走しているセリーグ。各球団の残り試合が40試合前後になったことを考えると、阪神が逆転優勝を許す展開は考えにくい。

  • 阪神タイガースの本拠地・甲子園球場
    阪神タイガースの本拠地・甲子園球場
  • 2位巨人の逆転優勝はあるのか。写真は読売ジャイアンツの本拠地・東京ドーム
    2位巨人の逆転優勝はあるのか。写真は読売ジャイアンツの本拠地・東京ドーム
  • 阪神タイガースの本拠地・甲子園球場
  • 2位巨人の逆転優勝はあるのか。写真は読売ジャイアンツの本拠地・東京ドーム

「どの球団も投打に不安を抱えているので最後まで混戦」

   セリーグ球団のスコアラーが明かす。

「先発ローテーションの予定を変更し、エース級の投手を阪神にぶつけることは考えにくい。優勝を阻止するためには残り5球団で阪神包囲網を敷くべきですが、今はCS争いがある。2位を目指して目先の白星を積み重ねるのが現実的です。どの球団も投打に不安を抱えているので最後まで混戦になると思います」

   昨年のリーグ覇者・巨人は岡本和真が抜けた穴を埋められていない。303得点はリーグ4位。投手陣もエースとして期待していた戸郷翔征が3勝7敗、防御率4.50の大誤算だ。昨年はレギュラーシーズン3位からCS、日本シリーズを勝ち抜いて日本一に輝いたDeNAも波に乗れない。シーズン途中にフォード、ビシエド、藤浪晋太郎を獲得したが巻き返しに向けて原動力になるか未知数だ。

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