実業家でインフルエンサーの岸谷蘭丸さんが2025年8月19日にXを更新し、騒動になった七光り問題がまだ収まっていないことへの困惑を明かした。「ちょっと疲れて数日Xから離れてたんですが...」俳優の岸谷五朗さんと歌手の岸谷香さんの長男である岸谷蘭丸さん。問題となったのは、11日に公開された岸谷さんと立憲民主党の中谷一馬衆議院議員の対談動画で、岸谷さんが立憲民主党を批判したこと。これに対し、同党の米山隆一氏が「まだ起業しただけで、海のものとも山のものともつかないのが、親の七光りと特異な経歴で注目を浴び、それを自分の実力と勘違いして、知らない政治について大上段で放言したら時流に合って受けました、という方に見えます」と「七光り」という言葉を使って岸谷さんを批判した。なお、このポストはのちに削除している。このポストに対し、岸谷さんは「僕のことを親の七光りだとか勘違いだとかで切り捨てるのは良いんですけど、結局そういう所が支持を伸ばせない原因じゃないですかね?」と反論。さらに「親の七光り、って何なんですかね?僕は別に俳優や歌手をやってるわけでもなく、極力親と被らない教育事業や社会系で頑張ってるつもりなんですよね」と心境を吐露していた。その後、岸谷さんは16日の投稿を最後にポストしていなかったが、19日に再びXを更新し、「ちょっと疲れて数日Xから離れてたんですが、戻ってきたら七光り問題まだ争っててビビった、マジか」と呆れたようにつづっていた。「『七光』は謝罪すべきです」一方で、米山氏と20年5月に結婚した妻で作家の室井佑月さんが、19日に米山氏のポストを引用し、「『七光』は謝罪すべきです」と指摘したことから、夫婦での応酬が続いた。これに対して米山氏は、「『七光り』はそれ自体は悪くない普通に使われる言葉に過ぎません」とし、「個人の行為についてはどの様な酷い誹謗中傷をしても構わないが、例えば出生や性に関わる事は、穏当な言葉で論評しても一切許されない様な言葉狩り的批判には、私は同意しません」と反論した。すると、室井さんは「言葉狩りで言ってるのではありません。私にも息子がおりまして、私の力でなにかしたわけじゃないのに、そう言われ親子ともどもさんざんだったことがあるのでね」と、自身の実体験を元にした批判だと説明。これに米山氏は「世に出たら、親の七光りでなくても、例えば、美人だからだとか、東大出たからだとか言われます。私は親のお陰も美人のお陰も東大のお陰も基本同じだと思いますが、何故か東大のお陰批判は幾ら言ってもよく、親と美人はいけないのは変だと思います」と反論した。続いて、このポストに対し、室井さんは「あなたはごめんで済むような些細な傷を、自分で広げにいってるんです」と指摘し、「私は虐めに対し、虐められる方も悪いんだ、という考え方は嫌いです」と説明。「ただ、そういうものと戦う前に、傷に絆創膏を貼っておけと言ってます。一緒に戦うに違いないのですから。これ以上、ぐだぐだいうなら、左様ならしますよ」とつづっていた。
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