「プロでやってたやつが、なんで素人をしばくねん」
このような状況の中、武蔵氏は「ブレイキングダウンから格闘技に行こうというやつが多い。それはイコール、順序を経ていないと思う。本当の格闘技から行けばいい。とりあえず、目立って行こうと。そこで人気出て行こうとしている。なんなら俺が1番嫌なのは、表舞台から地下に行く奴らが最近多くなっていること」とし、次のように持論を展開した。
「プロでやってたやつが、なんで素人をしばくねん。だから俺は見ない。弱い者いじめをするなという話。格闘技をやっていたやつが、格闘技やっていないやつと試合をして、勝てない方がおかしい。ブレイキングダウン的には、1分だったら格闘家に勝てるかもしれないという触れ込みだけど。格闘技をやっていたという過去の人が出て、1分でやられる可能性はあるかもしれない。でもガチガチのやつが行ったら勝てないわけがない。それが行っている。素人をボコボコにしている。お前ら恥ずかしくないんかいと思う」
武蔵氏の力説に対して、玉袋さんは「武蔵さんが言うのは説得力がある」と大きくうなずいた。
元格闘家として「BreakingDown」に対する「本音」を語った武蔵氏だが、すべてを否定しているわけではないという。「エンターテイメントの路線だったらめちゃめちゃ面白いコンテンツ。だから格闘技と一緒にするなという話」と締めくくった。