「興行にも俺らにもWIN-WINにするのが筋だと思った」
すると、瓜田氏は「あれはリアルなんだけど、ただ反逆を起こすだけじゃただの迷惑野郎になる。それで考えた時に、結果的にこの立ち回りが、興行にも俺らにもWIN-WINにするのが筋だと思った」と返答し、こう続けた。
「(反乱軍)全員が(運営に対する)個人的な恨みを持っているやつら。俺はミゾ(溝口氏)にあれだけの恨みがある。ミゾもあの時は、俺のことに腹が立っただろうし。俺も言いたいことを言ってやろうと。お互いがそうなんだけど、(溝口氏は)そのへん頭がいいから、これは(団体の)貢献に繋げた方がいいと瞬時に思う。だから難しいよね」
オーディションに乱入したことが功を奏し、反乱軍の中から「BreakingDown16」への参戦を認められる選手も出た。
瓜田氏は「あれは、俺とミゾじゃなかったら成立しなかったかもしれない。だって(反乱軍が)連れ出されて終わっちゃう」と当時を振り返り、「大会(ブレイキングダウン)には本当に感謝しなくちゃだめ。俺は何回ミゾとケンカしようが、何回運営に言いたいことがあろうが、その感謝は絶対に忘れない」と語った。
瓜田氏は「BreakingDown」の人気選手として活躍してきたが、「BreakingDown16」を最後に引退を表明した。