WBC1次ラウンドタイトルスポンサー、ネットフリックス独占放送に「懸念を表明」

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   2026年春に開催予定の「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の独占放映権を米大手動画配信サービスのNetflix(ネットフリックス)が取得したことをめぐり、タイトルスポンサーを務める人材サービス企業「dip(ディップ)」が25年9月2日、懸念を表明した。

  • 2023年のWBCで日本は優勝を果たした。26年大会では地上波では中継されない(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
    2023年のWBCで日本は優勝を果たした。26年大会では地上波では中継されない(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
  • ディップがXで公表した見解。「WBCを気軽に楽しむ機会が奪われてしまうのではないかと危惧」するとしている
    ディップがXで公表した見解。「WBCを気軽に楽しむ機会が奪われてしまうのではないかと危惧」するとしている
  • 2023年のWBCで日本は優勝を果たした。26年大会では地上波では中継されない(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
  • ディップがXで公表した見解。「WBCを気軽に楽しむ機会が奪われてしまうのではないかと危惧」するとしている

「日本の視聴者が、初めて体験する、Netflixの国内でのライブ配信イベント」

   ネットフリックスは8月26日、公式サイトで「WORLD BASEBALL CLASSIC INC.とNetflixが、2026年ワールドベースボールクラシックの日本における独占パートナーシップを発表」との声明を公開した。

   声明では、「2026年ワールドベースボールクラシックは、日本の視聴者が、初めて体験する、Netflixの国内でのライブ配信イベントとなります」と説明。日本では「2026年に開催されるワールドベースボールクラシックの全47試合を、Netflixのライブおよびオンデマンドでご覧いただけます」としていた。

   WBCは、第5回大会まですべて地上波放送があり、23年に開催された第5回大会ではテレビの地上波とネット配信で中継された。

   しかし、ネットフリックスの独占放映権取得に伴い、第6回大会では地上波放映がない可能性が高まった。スポーツ紙の報道によると、放送権料が大幅に高騰した影響とみられる。こうした対応について、SNSでは困惑の声が相次ぐ事態となっていた。

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