プロ野球DeNAの元ヘッドコーチで野球解説者の高木豊氏(66)が、2025年9月4日にユーチューブを更新し、日本球界復帰を表明している前田健太投手(37)の移籍先を独自予想した。前田「今年でアメリカは最後と決めていた」前田は今シーズン、大リーグのデトロイト・タイガースを5月に自由契約となり、5月16日にシカゴ・カブスとマイナー契約を結んだ。そして、8月2日にフリーエージェント(FA)となり、2日後の4日にニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結んだ。現在は、大リーグ昇格を目指し、ヤンキース傘下3Aスクラントンでプレーしている。15年オフにポスティングシステムを利用して、広島から大リーグのロサンゼルス・ドジャースに移籍。その後、ミネソタ・ツインズ、デトロイト・タイガースと渡り歩き、来シーズン日本球界に復帰する。前田は、8月31日放送の「スポーツ リアライブ~SPORTS Real&Live~」(テレビ東京)にVTR出演し、「今年でアメリカは最後と決めていた。なので来年は日本に帰りたい」との意向を明かした。今シーズンが米国10年目となる前田。日本のどの球団がオファーするのか。高木氏は「一説によると、関東近辺ではないかという話だよね。ジャイアンツとかDeNAとか。関西ではオリックスとか、そういうのがある可能性がある。DeNAが有力みたいな感じがする」との見解を示した。「球団は前田の経験値を買う」そして、日本の球団が前田を獲得するメリットについて言及。日米通算165勝右腕を、次のように評価した。「(球団は前田の)経験値を買う。マエケン(前田)といて勉強になるという。日常のことではなく。そうなってくると取る価値はある。お金では買えないような経験をしてきて、それを若手にアドバイスしてくれるのだったら、価値はある。マエケンも、そういうコミュニケーションをとるのは、大好きな人だから。それはすごくいいと思う」前田がテレビで日本復帰を表明して以来、インターネット上では移籍先の話題で盛り上がりを見せている。古巣復帰を熱望する広島ファンの他に、さまざまな球団のファンが熱い視線を注いでいる。このような状況の中、高木氏は「(前田獲得には)資金源とか、多少余裕がないと無理。戦力的にもそうだけど。そうしたら巨人かなという気もするし、DeNAでもいいのかなとも思う。オリックスは予算的にはたぶん、結構ある。だからその3球団」と予想した。
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