防災バッグにモバイルバッテリー、「入れっぱなし」はこんなに危険...ごみ清掃芸人・マシンガンズ滝沢が対策をアドバイス

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   ごみ清掃員としての経験を発信しているお笑いコンビ「マシンガンズ」の滝沢秀一さんが、2025年9月8日に行われたイベントで、発火が相次いでいるモバイルバッテリーの危険性について指摘した。保管の際のアイデアを提案したほか、リチウムイオン電池を使った製品を安全に回収するボックスを作るプロジェクトに携わっていることなども説明した。

  • マシンガンズ滝沢さん(25年9月8日撮影)
    マシンガンズ滝沢さん(25年9月8日撮影)
  • イベントに登壇した赤プルさん、六六三六・柴田さん、ぐりんぴーす・落合さん、マシンガンズ・滝沢さん
    イベントに登壇した赤プルさん、六六三六・柴田さん、ぐりんぴーす・落合さん、マシンガンズ・滝沢さん
  • マシンガンズ滝沢さん(25年9月8日撮影)
  • イベントに登壇した赤プルさん、六六三六・柴田さん、ぐりんぴーす・落合さん、マシンガンズ・滝沢さん

モバイルバッテリーの寿命は2年~3年

   イベントでは、元消防士で防災士の資格を持つワタリ119さんが、普段から持っておきたい防災グッズについて提案。家に防災バッグを常備していても、災害発生時に家にいなければ使う機会が限られるとし、ワタリ119さんは普段からモバイルバッテリー、ラップ、新聞紙、ビニール袋、簡易トイレ、ウェットティッシュ、ホイッスル、常備薬などを普段からバッグに入れて持ち歩いていると話した。

   このモバイルバッテリーについて滝沢さんは、「寿命が2年から3年なんだよ。だから、買って(防災バッグに)入れっぱなしにしていたら、ひょっとしたら燃える可能性もある」と指摘した。

   25年1月に韓国で、モバイルバッテリーが原因とみられる旅客機火災が発生した事故を例に挙げ、「いつ発火するかわかんなくて、前触れもなかったりとかするんだって」と危険性を強調した。モバイルバッテリーをめぐっては、7月から8月にかけても、山手線の電車内や新幹線内などで発火する事故が相次ぎ、問題となっている。

   滝沢さんは、「災害用の防災バッグに、煎餅とかのカンカンのなかに(モバイルバッテリーを)入れて保管しているんだよ。もし燃えても大丈夫なように」と自身の対策を明かした。さらに、「定期的に(缶のフタを)開けたりもした方がいい。密閉されているとよくないって言うから」と話した。

   また、滝沢さんはイベント後にJ-CASTニュースの取材に応じ、モバイルバッテリーを選ぶ際のコツについて、「燃えにくい製品」であるとの表示がされているものを選ぶことが大事だとアドバイス。また、値段についても「値段が安いというのは、やっぱりそれなりの理由がある」とし、あまりに安いものは購入しないほうがよいとした。

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