防災バッグにモバイルバッテリー、「入れっぱなし」はこんなに危険...ごみ清掃芸人・マシンガンズ滝沢が対策をアドバイス

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リチウムイオン電池の回収に関するプロジェクトも始動

   また、滝沢さんは、燃える可能性が高い膨らんだモバイルバッテリーは、「回収するとかって基本的にはない」と指摘した。運搬時に燃える可能性があるため、自治体や家電量販店も回収をしないことが多いという。「自治体によっては土鍋とかに入れてベランダに置いてくれって(指示される)」とした。

   滝沢さんはこの回収のシステムについて「なんとかしたい」と思っているといい、名古屋大学の石垣範和助教とともに「電池の回収、発火対策プロジェクト」を進めていると説明。モバイルバッテリーをはじめリチウムイオン電池を使った製品を回収するための、「燃えたら消火剤がボトンって落ちて、水を使わないで消える、箱みたいなの」を作っていると話した。

   この回収箱の設置場所について、「学校とか置くのって、なんかちょっと怖いじゃん。火が出る前提のものだから。だから、消防署に置いてほしいのよ。火を扱うプロだから」と、話した。

   滝沢さんは、このプロジェクトの今後について、「もっと発信していきたいなと思っています。今度、名古屋大学の方と一緒に今後どうやっていくかとかについて配信をしたいなと」と話した。また、消防署などとの連携についても進めていく予定だという。

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