第二次大戦「日本での死者も日本側の責任」
一方で、カーク氏の過去の発信についても、自虐史観からの脱却など愛国心を掲げる参政党の主張と一致しないとの指摘もある。
カーク氏は2023年10月、自身のXに日本について以下のように投稿していた。
「ガザでの女性や子供たちの死はハマスの責任であり、イスラエルの責任ではない。第二次世界大戦中の日本での死者も日本側の責任であり、アメリカの責任ではないのと同じだ」
右派系の愛国者団体として知られる「一水会」の公式Xは16日、「同氏はかつて日本に対する原爆投下を正当化する発言をしている。カーク氏の非命には哀悼の意を表するが、『日本人ファースト』を掲げる政党は、当然発言の撤回を求めているだろうな。ヨイショだけ?」と投稿。名指しはしていないものの、参政党の姿勢に釘を刺すような内容だった。