荷物のサイズなど送る目的の優先順位を考える
一方、佐川急便は、個人向けの多彩な割引サービスでは他の2社に比べると少ないが、法人契約や持ち込みによる割引は提供している。厚さ3cmまでの「飛脚ゆうパケット便」は「大量発送の場合は、割引サービスもあるので担当営業所またはセールスドライバーに相談を」としている。
サイズや種類、出す目的、価格、日時指定などの利便性。何を中心に考えるかによって選び方は変わってくる。小物をなるべく安く送りたいときは日本郵便が選択肢に入ってくる。荷物が大きいとき、特に180サイズ(3辺合計180cm以内)以上では佐川急便に強みがある。きめ細かい配送時間設定など利便性にはヤマトが力を入れている。迷ったときは優先順位をはっきりさせると、答えを見つけやすくなる。
(ジャーナリスト 橋本聡)