「21年から俺と戦えと言っているが成立しない」
「井上は最近、何回もダウンをしている。油断しているよな。パンチと向かい合うことに慣れていない。強くもない相手に倒された。相手が強かったら、1回ダウンしたら終わりだよ。本当に終わりだよ。すぐに倒れるから」
カシメロはバンタム級王者時代の20年4月に井上と対戦する予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期に。結局、対戦が実現することなく、両者それぞれ異なる路線を選択した。
カシメロは21年8月を最後に世界タイトル戦から遠ざかっており、井上との対戦の可能性はほぼないとみられる。それでも井上に執着するカシメロは、改めて井上を挑発した。
「2021年から俺と戦えと言っているが成立しない。昔、ラスベガスでトレーニングをしているとき、日本人が俺のスパーリングを撮影していた。その映像を井上に見せていたと思う。俺たちのトレーニングを研究していたんだろうな。ラスベガスのスパーリングの相手はみんなデカかった。同じ階級とはスパーリングをしなかった。自分よりもデカい相手をスパーリングで倒した。それを見て、井上は逃げたんだと思う」
相変わらず井上に対して悪態をつくカシメロに、動画を視聴したファンは、あきれた様子だった。動画のコメント欄には、以下のような意見が寄せられた。
「何を言おうが井上に相手をして貰えなかった、これが全て」「井上はカシメロに100%楽勝」「正直カシメロじゃ、井上がスーパーバンタムで倒した選手に勝てるかも怪しいレベル」「井上はあなたに注目しない」「井上とやりたいならこれからの試合全てkoで勝つことですね」「カリメロじゃアフマダリエフにも勝てないよ笑」「彼は悪口ばかり言ってキャリアはもうダメだ」「この態度じゃ井上尚弥選手とやるのはまず無理だよ」
これまでライトフライ級、フライ級、バンタム級の世界3階級を制したカシメロ。戦績は34勝(23KO)4敗1分け。