ものまね芸人のコージー冨田さん(58)が、2025年9月30日に公開されたYouTube動画に登場し、「1型糖尿病」によって視力低下したことでの苦労を赤裸々に伝えた。コージーさんのものまねレパートリーは、タモリさんをはじめ、笑福亭鶴瓶さん、鈴木雅之さんなどで知られる。コンビニへ行くにも「誰かに頼まないといけない」コージーさんは、元雨上がり決死隊・宮迫博之さん(55)のYouTubeチャンネルで公開された「視力を失ってもなお、芸人を続けるコージー冨田に話を聞いてみた」という題の動画に出演した。冒頭にはテロップで、「26歳で1型糖尿病を患い近年になり症状が悪化6年ほど前から『ほとんど目が見えていない』ことを公表」と紹介された。宮迫さんは、5月にABEMA番組に出演したコージーさんを振り返り、「白いモヤがかかったように見えるって、半透明のビニールみたいな」「新ネタが作りづらいっていうのはちょっと響きましたね、見えなかったらそうですもんね」などとコメントした。コージーさんは視力を完全に失ったわけではないものの、ぼやけたように感じるといい、「特に右目が見えない」。外出する際は人の肩を借りて杖をついて歩き、「ちょっとコンビニ行きたいなと思っても誰かに頼まないといけない」という。「1人では怖すぎますもんね」という宮迫さんに、「怖い。商店街のこっちから向こうに渡るの、めちゃくちゃ怖いから」と応じていた。1番の不便は初めて行くステージの位置確認「何歩あるいたら...」1番の不便として、コージーさんは営業などで訪れるステージの位置確認を挙げ、「初めて行く場所はここがセンターでここが楽屋でっていうのを......例えば何歩あるいたらそうなるとか、そういうのも全部リハでやって」と苦労を伝えた。一方で、「でもそれができたら、もう逆に言うと客が笑ってる・笑ってない顔が見えないから、だから堂々とできます」と笑いを誘い、宮迫さんが「スベっても?いや、スベっても言うてる場合ちゃいますね」とツッコんでいた。その後、コージーさんは車から降りる時の段差に触れ「道路もフラットにしてほしいな」と本音をこぼしたほか、駅やよく行くライブ会場の階段に関して、段数を把握しているとして「数える癖がついちゃった」と日常を明かす場面もあった。
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