格闘技イベント「BreakingDown」(ブレイキングダウン)に参戦している格闘家のジョリーさんと、妻でマネジャーの清水ゆりさんが2025年10月16日、YouTubeでトラブルを告白した。「役員報酬毎月30万円、俺1円ももらってない」神妙な面持ちで「これからゆりに何があったのかを全て話します」と切り出したジョリーさんは、「全てリアルなんでね、そこに嘘もないし、やらせもないし、演出とかも本当にない」とした。ジョリーさんは「会社の件でさ、ずっと話してなかったことがあったんやけど」とし、自身の名前を冠した会社「株式会社ジョリー」についてのトラブルを告白した。2人の役員と共同で運営するという話だったが、「役員報酬毎月30万円ずつ振り込まれるっていう話やったんやけど、俺1円ももらってない」という。ジョリーさんは「ちょっと数字見させてくださいよ、経営入らしてくださいよ、現場どうなってるんですか」と申し出るも、役員らからは「経営のこととか赤字補填とかも僕たちに任してください。全部俺たちがやるんで。だからジョリーくんはRIZINに行くことだけに集中してほしい。それがジョリーくんの役割じゃないですか」と取り合ってもらえなかったという。「実は言うんやけど、もう口座がすっからかんなん」2000万円以上あったはずの売り上げは底を尽きており、カメラマンなど撮影スタッフの給料を払える状況ではなくなってしまった。そこで、会社ではなくジョリーさんが自腹を切って給料を払っていた。「実は言うんやけど、もう口座がすっからかんなん。家賃も払えない状況。カメラマンの給料も今滞納してる状態。ここの家賃も、今1か月滞納しちゃってる状態」といい、さらに「蓋開いたらさ、中間納税の分も払ってないの。もうすぐ11月になるやん。あと2ヶ月。それで1期目の決算なんよ。ここでの税金もドーンってかかってくるわけ」と税金の支払いも滞っていると明かした。会社は「潰すしかない」といい、すでに従業員に関しても「ほとんどがやめた」。こうした状況を受け、ジョリーさんは清水さんに「もう口座に俺、460円とかしか入ってない。個人口座にも2000円とかしか入ってない。これで一緒にやりくりできるかって言ったら俺は今までの生活は正直できへんと思ってて」とした。清水さんは、「ま、お金がなくても生活はできるけどな」。「ゆりもゆりで別に仕事してて、生活しようと思えばいくらでも生活はできると思うよ」と前向きに語った。「こんな状況でさ、ゆりのことも支えれる自信が今ないわけ」しかし、ジョリーさんは「こんな状況でさ、ゆりのことも支えれる自信が今ないわけ、俺には。俺、ヒモみたいなことになりたくないし」と語った。清水さんは「で、一緒におらん方がいいってこと?」。「何のために結婚したん? 別にゆり、あなたに養ってもらおうと思って結婚したつもりないし」とあきれ顔だ。「ゆりは家事頑張ってくれてるやん。仕事も頑張ってるやん。でも俺は全部ミスったやん」と弱気なジョリーさんに、清水さんは「人間ミスの1つや2つ、あるくない?」とし、かつて世間を騒がせた「ダブル不倫」にも言及した。「そんなこと言ったらダブル不倫なんて大きなミスよ、人生において。それでも一緒におるやん。それを乗り越えて一緒におるやん。じゃない? ま、負債を負ったのはまあちょっとしんどいけど。でも別にそれは立ち直せる話じゃない?」とハッパをかけた。「こういう大事な話は、私そもそも2人でするべきやと思うわけ」それでも清水さんの足を引っ張るのは嫌だと頑ななジョリーさんに、清水さんは「養ってみたかってん、ヒモ」と冗談めかしつつ、「ゆりはお前と一緒の墓に入るまで一緒に頑張っていくって決めてさ、なんでその1番苦しい時に『俺はお前の足を引っ張りたくない』って。全然支え合おうとしてないやん」と怒りをのぞかせた。なおも考え込むジョリーさんに、清水さんは「バリしつこいんやけど、なんでなん?」と困惑し、「なんか撮ってる?」。ジョリーさんが「まあ、リアルやから撮ってはいるよ」とすると、清水さんは「載せるつもりなん? 全部を動画にしやんといて欲しい」。ジョリーさんは「視聴者を不安がらせる」として動画にすることを求めたが、清水さんは「お前の嫁って視聴者なん? 私の気持ち考えろよと思うけど」と怒り心頭だ。「こういう大事な話は、私そもそも2人でするべきやと思うわけ。『夫婦喧嘩撮ってみる』とかさ。プライベートはどこにあんの?」。「自分のプライベートをずっと一言の断りもなしにずっと撮影されてるのが気に食わん」と激怒し、「これで金稼いでいらん。夫婦としての話合いがしたい」。「ゆりのことを金儲けの道具としか見ないのか、夫婦として、妻としてのゆりを見ているのかどっちなん?」との言葉に、ジョリーさんは「妻として見ている」。清水さんは「じゃあ(カメラ)止めろよ」と吐き捨て、動画は終了した。
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