韓国メディア「スターニュース」(ウェブ版)が2025年10月19日、日本プロ野球の特集記事を組み、パ・リーグ・クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージで3連敗を喫したソフトバンクを「大惨事」の危機と報じた。主砲・山川が意地の1発も及ばず3連敗ソフトバンクは19日、本拠地みずほPayPayドームでCSファイナルステージ第5戦を行い、日本ハムに1-7で敗れた。試合は、ソフトバンクが4回に3点を失い、5回にも3失点。6回には失策がからんで1点を失い、6回終了時点で0-7とリードを広げられた。7回に主砲・山川穂高内野手(33)のソロ本塁打で1点を返したが、これが精いっぱい。日本ハム投手陣の前に、6安打1得点に終わった。パ・リーグを制したソフトバンクは、CSファイナルステージ2連勝後に3連敗を喫した。通算3勝3敗(ソフトバンクのアドバンテージ1勝を含む)とし、日本シリーズ進出へ日本ハムに逆王手をかけられた。野球人気が高い韓国では、日本球界の注目度も高い。中でもソフトバンクは、韓国の英雄であるイ・デホ氏(43)が過去に在籍していたことから、韓国でも人気があるようで、複数のメディアがCSファイナルステージの結果を速報した。「ソフトバンクは台湾出身『火の玉投手』を全く攻略できなかった」地元メディア「スターニュース」は、「日本シリーズまであと1勝なのに...ソフトバンク、衝撃の連敗→逆転負け『大惨事』の危機」とのタイトルで記事を展開した。記事では「ソフトバンクは、先発登板した台湾出身の『火の玉投手』を全く攻略できなかった」とし、次のように解説した。「ソフトバンクは散発的な6安打で1点しか奪えなかった。守備では2つの失策もあり、不安定な姿を見せた。ソフトバンクが苦戦を強いられている一方、セントラルリーグ優勝チームの阪神タイガースは、早くも日本シリーズ進出を決めた。CSファイナルステージ4勝無敗(阪神アドバンテージ1勝)で、ソフトバンクまたは日本ハムの進出を待っている」ソフトバンク、日本ハムともに勝利すれば日本シリーズ進出が決まる第6戦(20日)。先発は第1戦と同じマッチアップで、ソフトバンクがリバン・モイネロ投手(29)、日本ハムは達孝太投手(21)が先発のマウンドに上がる。
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