膳場キャスター「基軸通貨の大転換があるかも」
中国の金の保有量は2000年までは400トン弱だったが、2024年には2279トンと5.7 倍に急増している。森氏は「中国は今までドル建てだった貿易を、今度は元建てでやろうという野望を抱いていて、その象徴が金の買い占めだと考えられるわけです」と見る。金=ドルを金=元にするために金をせっせと備蓄しているというのだ。
膳場キャスターは「基軸通貨の大転換があるかもしれないということですね」と不安そうに語り、森氏は「そういう可能性があるということです」とうなずいた。各国とって、アメリカファーストも中国ファーストも影響は大きい。
(シニアエディター 関口一喜)