万博期間をともに過ごしたミャクミャクは先に出発
13日に閉幕した大阪・関西万博の公式キャラクターとして大きな人気を博した「ミャクミャク」。石破氏のお気に入りとしても知られていた。
毎日新聞が2月に公開した「石破首相とミャクミャク、万博PRで深まる接触 きっかけは『音声』」との記事では、万博開幕前には見慣れない姿に怯える様子もあったという。
石破氏は「ミャクミャクくん、最初、私は恐ろしく、衝撃を受けて、ああ今の時代はこうなんだと思いました」と語り、「やっぱり慣れないといけません」と自らを奮い立たせるようなコメントもあったとしていた。
しかし、その後は毎朝のあいさつなどでコミュニケーションを深め、イベント等でも積極的に交流。万博の閉会式では、石破氏自らミャクミャクに「総理大臣感謝状」を贈呈した。総理大臣感謝状をキャラクターに贈呈するのは史上初の出来事だったという。
首相官邸で過ごしていたミャクミャクは14日、ひと足先に官邸を去った。首相官邸の公式サイトでは、「ミャクミャク人形の見送りを行いました」として、笑顔でミャクミャクのぬいぐるみを手にした石破氏が、大きなフラワーレイをかけたミャクミャクを見送る姿を公開している。
386日のながきにわたり、ほんとうにたくさんの方々と、たくさんの仕事ができたことを、心からありがたく思います。一緒に働いてくださったみなさまに心からの感謝を申し上げ、高市政権にも同じく大きなお力添えを賜りますよう、お願いいたします。 pic.twitter.com/DbanBkxmmC
— 石破茂 (@shigeruishiba) October 21, 2025