自民党・三原じゅん子前こども政策担当相が2025年10月24日、SNSを中心に批判が相次いだ「30秒会見」についてX上で言及した。三原氏は「他の大臣にしても決して特別な事ではありません」と反論している。三原じゅん子氏「30秒会見」が炎上三原氏を巡っては、10月17日の閣議後に行った記者会見が注目を集めた。三原氏は「ご報告は特にございません」と発言した後、記者からの質問も出ず、わずか30秒ほどで会見が終了したためだ。この会見の具体的な内容はこうだった。三原氏が演台に立つと、幹事社の記者が「ただいまから三原大臣閣議後会見を始めます」とアナウンスし、「それでは冒頭、大臣からお願いします」と促した。三原氏は「皆さん、おはようございます」と頭を下げながらあいさつし、「冒頭、私からご報告は特にございません」とコメントした。これを受け、幹事社の記者は、「それでは質疑に移ります。ご所属お名前に続いてご質問をお願いします。いかがでしょうか」と述べた。会場から質問が出なかったため、「ないようですので、会見を終わります。ありがとうございました」と締めくくった。三原氏も「ありがとうございます」と応じて演台から去った。この間、約30秒だった。この内容に対し、「こんな定例会見、出る意味あんの?」「税金の無駄遣い!」「仕事しないのならば辞めて頂きたい」「クビにしろ」「やる気がないなら辞職しろ」「報告無しってことは仕事してませんってことだよね」などの批判が殺到した。「他の大臣にしても決して特別な事ではありません」これを受け、三原氏は24日、「大臣の閣議後定例会見(毎週火・金曜の週二回)の冒頭報告が無く30秒で終了したのははけしからん!とのご批判があります」とXで言及。だが、「それは他の大臣にしても決して特別な事ではありません。(その場合も公開するかは各々の判断)」と反論した。また、「メディアの皆様に報道して頂きたいことのご報告がその日に無くても、各省庁が仕事をしていないという事に繋がるものでは全くありません」とも訴えた。この件に言及した意図について、三原氏は「新内閣がスタートしました。今後新大臣に対してそのような誤解の無いようにお伝えしておきます」と説明している。
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