「一緒に食事ができるかも」期待を胸に
投稿者のふぢ●らさんは24日にJ-CASTニュースの取材に応じ、娘は普段、3食とも胃ろうから栄養剤を注入していると説明した。ダウン症で、特別支援学校の小学部2年に通っているとも。胃ろうを造設したのは1歳9か月で、「口からはひとつの決まったもの以外は食べられなくて、家族で外食に行くのも難しい状態」だったという。
そんな折に、地域のダウン症親の会や、障害を持つ子の親のX投稿を通じて先のサービスを知り、「絶対に娘を連れていきたい!」「そこでなら一緒に食事ができるかもしれない」と胸を膨らませていた。
「実際にミキサー食を作ってみると本当に手間もかかるし洗い物も多いしで、とても面倒なのですが、そんなサービスをあんなに混んでいるディズニーリゾートで提供しているなんてびっくりします」
取り組みの珍しさは、ふぢ●らさんいわく、「『県名 ペースト食 レストラン』とかで検索しても全然ヒットしません」。病院以外で同様の体験をしたことはなく、保育園給食のミキサー食は全ての食材をひとつに混ぜる対応だったため「それぞれの料理を味わうという感じではなかった」としている。
現在、娘は口からも食べられるようになってきており、咀しゃく練習のために学校給食では「きざみ食」を頼んでいる。「でもまだ上手く食べられないので胃瘻から栄養を摂取しています」とのこと。