巨人に激震!「若手の育成に定評」桑田真澄2軍監督が電撃退団 なぜ?「続けると思った」球団OBも驚く

   巨人が2025年10月29日、来季のコーチングスタッフを発表した。

   2年ぶりのV奪回に向け、1軍のヘッドコーチを置かない3チーフ制を敷く体制に。橋上秀樹オフェンスチーフコーチ、川相昌弘ディフェンスチーフコーチ、村田善則バッテリーチーフコーチが阿部慎之助監督の頭脳となる。

   また、大田泰示2軍打撃コーチ、若林晃弘3軍ディフェンスコーチ、西村健太朗3軍投手コーチらが新たな顔ぶれで名を連ねた。

  • 桑田真澄2軍監督が電撃退団の事態に(写真:スポーツ報知/アフロ)
    桑田真澄2軍監督が電撃退団の事態に(写真:スポーツ報知/アフロ)
  • 読売ジャイアンツの本拠地・東京ドーム
    読売ジャイアンツの本拠地・東京ドーム
  • 桑田真澄2軍監督が電撃退団の事態に(写真:スポーツ報知/アフロ)
  • 読売ジャイアンツの本拠地・東京ドーム

イースタンでは独走、2年ぶりV達成 フロント入りを固辞

   その中で、大きな反響を呼んだのが、前日に退団が発表された桑田真澄2軍監督だ。

   宮崎県で今月に開催されたフェニックスリーグで指揮をとっていたが、帰京後に球団側との面談で来季のフロント入りを打診されて固辞。退団を申し入れたことが報じられた。

   桑田氏は21年1月に一軍投手チーフコーチ補佐に就任。15年ぶりに巨人に復帰すると、一軍投手チーフコーチ、ファーム総監督を経て、昨年から二軍監督に就任した。

   今年はイースタン・リーグで80勝44敗2分けと首位を独走。2年ぶりの優勝を飾った。卓越した野球理論に裏付けされた指導に定評があり、森田駿哉、宮原駿介、中山礼都などが1軍で戦力になった。

   球団OBは「監督交代となれば、フェニックスリーグが始まる前に球団から打診するのが通例です。来年も桑田さんが2軍監督を続けると思ったので驚きですね。若手の育成に定評がある方だったので、もったいないなと感じますが...」と話す。

   桑田氏のほかに二岡智宏ヘッド兼打撃チーフコーチ、駒田徳広3軍監督も今季限りで退団が発表されている。首脳陣のテコ入れは吉と出るか、それとも――。

(中町顕吾)

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