母、加藤シズエさんは100歳で「自分らしく生きたい」と言った
いつまでも若々しく生きるためのモットーとして挙げたのは「『ねばならぬ』からの解放」だという。衆議院議員などを経験した母の加藤シズエさんが100歳の時に『おキレイですね100歳なのに』と言われた時のエピソードを紹介した。「母は、私は100歳だけど100歳らしくする必要はない。私は私らしくしたいと話したんですって」
年齢に相応する生き方とか考え方にしばられないことが若々しく生きるためには必要だと説く。司会の香坂みゆきさん(63)も「単純にイメージなんですよね、(何歳だから)何とかしなければならぬって。自由でいいんですよね」と同意する。「(この発想は)年代が上の方にも若い方々にもみんなに共通しますね」と納得した表情で締めくくった。
歳をとっても自分らしさを貫く、そこが凡人には難しいところだ。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)