「『あえて言う人』が必要になる」
さらに、メディア自体に対しても「新聞もテレビも、この問題をはっきり言わない。新聞社でもテレビ局でも、幹部は年功序列、終身雇用で生き残ってきた人たちだからですよ」と指摘したのだ。
そして、「タブーとは、言ってはいけないとされていること。でも、それを言うのがジャーナリストです」と田原氏は宣言し、「僕がそう考えるのは戦争体験があるからです。みんなが本当のことを言わず、あの敗戦を迎えた」と述べ、言うべきことを言わなかったことが戦争に日本を向かわせ、敗戦につながったという歴史認識を示す。
また、「最近の新聞やテレビは炎上を怖がりすぎですね。言わなければいけないことさえ言わない。だから『あえて言う人』が必要になる」とも語っている。
切り取りを気にして言葉をオブラートに包みすぎる昨今、ブレーキをかけずに発言し続けることこそが、田原氏の人生そのものなのかもしれない――。
(川瀬孝雄)
— 田原総一朗 (@namatahara) October 26, 2025
10月19日放送の討論番組『激論!クロスファイア』における私の発言についてお詫び致します。
— 田原総一朗 (@namatahara) October 23, 2025
発言の主旨は、野党に檄を飛ばそうとしたものでしたが、きわめて不適切な表現となり、深く反省しております。本当に申し訳ございませんでした。