チリのガブリエル・ボリッチ大統領が2025年11月1日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で高市早苗首相との会談の様子をXに投稿し、注目を集めている。「関西のおばちゃん最強説」「距離感がバグってると思う」ボリッチ氏と高市氏をめぐっては、31日の首脳会議前の空き時間にあいさつを交わす様子がSNSで拡散された。高市氏がボリッチ氏の席に歩み寄ると、ボリッチ氏の肩に手をまわし、何やら話し込む場面もあった。高市氏が笑顔でカメラの方に向け指をさすと、ボリッチ氏もカメラを振り向いてメガネを外し、胸ポケットへ。2人は笑顔で会話を続けた。高市氏の積極的な外交の様子に、SNSでは「関西のおばちゃん最強説を提示させていただきたいです」「この人営業やったら間違いなくトップセールス」などと称賛する声が上がった。一方で、「高市早苗氏はやはり距離感がバグってると思う。仕事でこの態度は失礼」「これを男性が女性にやったらセクハラだと言われかねない」などとする声も寄せられた。「ムービーのBGM最高すぎないか?」こうした中、ボリッチ氏は1日、Xで「今朝、韓国で日本の首相・高市早苗氏と会談し、チリを代表して、同国史上初の女性としてこの重要な職責に就かれたことに祝福の意を伝えました」と報告した。「日本とは、アジア太平洋地域の発展に向けて価値観を共有し、引き続き緊密に連携してまいります」としている。投稿には、約20秒の動画も添えられている。資料を手に笑顔を浮かべる高市氏の姿から始まり、ボリッチ氏と肩を寄せ合って親密そうに話す2人の姿、そしてロビーのような場所に立ち、笑顔で会話をする2人の様子がダイジェストでまとめられていた。動画のBGMは、AKB48のヒット曲「恋するフォーチュンクッキー」(13年)だった。SNSでは、「この『恋チュン』BGMはチリ側がお付けになったものですか? だとしたら良いセンスしてらっしゃる」「まって、肩組で話題になってたチリの大統領が作ってくれたムービーのBGM最高すぎないか? どやって調べてきたのwww」「チリ大統領が『恋するフォーチュンクッキー/AKB48』をBGMにして、高市首相との挨拶をポストしてるのすごいな」などと驚く声が寄せられた。BGMの選曲について、「チリの大統領、大阪・関西万博のナショナル・デーで会場を訪れているんだよね。BGMに『恋するフォーチュンクッキー』を選んだのはインドネシア館前のアレで仕込んだのかな?」とする声もあった。
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