「70歳過ぎてね、名誉や地位やお金は関係ない」 フレンチの巨匠、三國清三さんの今の生き方

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

   2025年11月2日放送の人間ドキュメンタリー「情熱大陸」(TBS系)にフレンチ界のカリスマシェフ三國清三さん(71)が登場した。9月にカウンター8席だけの「三國」をオープン、再出発して話題になった人だが、再出発の原点は「シンプル」だと語った。

  • 71歳、フレンチの巨匠再出発の原点とは?(画像はイメージ)
    71歳、フレンチの巨匠再出発の原点とは?(画像はイメージ)
  • 三國清三さんのインスタグラム(@chef_mikuni)より
    三國清三さんのインスタグラム(@chef_mikuni)より
  • 71歳、フレンチの巨匠再出発の原点とは?(画像はイメージ)
  • 三國清三さんのインスタグラム(@chef_mikuni)より

早朝に父と海岸で拾ったホヤの味

   三國さんは2022年に人気フランス料理店「オテル・ドゥ・ミクニ」を閉めている。三國さんが37年続いた有名店を閉店した理由について「僕はこれ(店)がある限り結局そこに頼るわけです。なくさないと、ゼロにしないと。それで更地にした。原点は一職人として全部自分が作ってお客様に料理を提供することだ」と話す。

   三國さんの故郷、北海道増毛町の自宅跡を訪れた様子も放送した。近くの浜辺に立ち寄った三國さんは周辺を指さしながら「父親と朝の3時4時にものを拾いに行く。必ずホヤが浜辺に打ち上げられていた」と話す。空腹を満たすためにホヤを10個ぐらい食べたという。「甘い、すっぱい、しょっぱい、苦い、旨みの五味がホヤだけにあった。それで自分の味覚が発達した」と料理人としての原点を振り返る。

姉妹サイト