韓国スポーツメディア「SPOTV」(ウェブ版)は2025年11月19日、サッカー韓国代表の特集記事を公開し、18日に対戦したガーナ代表オットー・アッド監督(50)の試合後の発言を「衝撃発言」と報じた。「日本はどのチームが来ても勝てる強豪だと感じる」韓国代表は18日、ソウルワールドカップ(W杯)競技場でガーナ代表と国際親善試合を行い、1-0で勝利した。26年北中米W杯に向けての貴重な強化試合は、韓国サッカーファンの注目を集め、各メディアが試合結果を速報した。その中で、地元メディアが注目したのが、アッド監督の試合後の発言だ。ガーナ代表は14日に日本代表と国際親善試合(ガーナが0-2で敗戦)を行ったことから、記者会見で韓国メディアから現時点での日韓の力の差についての質問が飛んだという。アッド監督は「直接的に両国を比較するのは難しい」と前置きした上で、日本代表が10月14日の国際親善試合でブラジル代表を破ったことに触れ、現時点での実力差について、次のように語ったという。「日本は強いチームだ。ブラジル戦に勝利したが、ブラジルが簡単に負けるチームではないにもかかわらず、良い試合を見せながら勝利を収めた。それによって日本自身が、ハイレベルなチームだという認識を持たせた。ブラジルは誰にも負けないチームだが、日本はどのチームが来ても勝てる強豪だと感じる。その観点から、韓国とガーナはそのレベルに達していないと思う」「韓国もガーナもまだワールドカップまで時間がある」このようなアッド監督の分析を、「SPOTV」は「『韓国、日本のレベルに到達できていない』韓国サッカーを痛烈に批判する衝撃発言!ガーナ監督『日本は強いチーム』」とのタイトルで報じた。同メディアはアッド監督のコメントを韓国代表への「批判」と受け止めたが、一方で「批判ばかりではなかった」とし、韓国代表に対するアッド監督の好意的なコメントも紹介した。記事によると、アッド監督は「韓国もガーナもまだワールドカップまで時間があり、その期間中に十分成長できる。今日の試合で出たポジティブな部分もあった」とW杯までの成長を強調したという。日本代表は18日にボリビア代表と国際親善試合を行い、3-0で勝利した。10月のブラジル戦以降、国際親善試合で3連勝し、26年W杯に向けて順調な仕上がりを見せている。