2024年のパリ五輪・卓球女子銅メダリストの早田ひな選手が2025年11月17日にYouTubeで、スペイン旅行でカバンを盗難されたことを明かした。
「私が持って行かなかったのが悪い」
早田選手は17日、自身のチャンネルにヨーロッパ旅行のVlog動画を公開。3泊4日でスペインとイタリアに行ったことを明かした。
しかし、動画は、冒頭で「旅行開始早々にスリ被害にあい、序盤のデータがなくなってしまいました」というおわび文が公開されており、早田選手が初日にタパス料理店で食事をするところから始まっていた。
このスリ被害について早田選手は、ホテルにチェックインする際、同行者に荷物を見ててもらうように頼み、トイレに行っていた状況だったと説明。しかし、その同行者はホテルから「予約が取れてないかも」と呼び出されたタイミングで荷物が盗まれてしまったという。
盗まれたのはシャネルのデニムのトートバッグと、中に入っていた財布、カメラ、イヤホンという「これだけあったら大丈夫」というセット。早田選手は被害について「本当に一瞬だった」と言い、「誰が悪いとかない。私が持って行かなかったのが悪いし、スル人が悪いんですよ!」と嘆いていた。
「警察署に行くためにスペインに来たんじゃない」
また、ホテル側に監視カメラを確認させてもらった結果、犯人の男性が映っていた。早田選手は「ホンマムカつく! なんやあいつ」と怒り。スペインはスリが多いとは聞いていたものの、選手として海外に行っていた10年間でスリに遭ったことがなかったため、「どこかで『大丈夫だろう』みたいな...」と油断があったことを明かした。
その後、警察署に行く話になったが、「私ってこうなってしまったけど、警察署に行くためにスペインに来たんじゃない」と感じたという。あくまで目的は観光であり、警察署での手続きも3時間ほどかかることから、「すぐ旅行の方に行きましょうって切り替えて」と話していた。