キャンプを重視して出場を辞退した千賀滉大
また、打撃陣に関しても大きな不安材料がある。
現在、村上宗隆が東京ヤクルトスワローズから、岡本和真が読売ジャイアンツから、それぞれポスティングでMLB挑戦を表明している。
もし来春までにMLBの球団に入ることになれば、WBCは春のキャンプの時期にあたる。
となると思い出されるのが2023年大会。この年に福岡ソフトバンクホークスからニューヨーク・メッツへ移籍した千賀滉大が、キャンプを重視して出場を辞退したケースだ。
この時期は、時間的な問題、調整の問題からいっても外部の大会に出場することは難しい。
となると、打撃の軸を2人(大谷も入れると3人)失いかねない状況となる。
また、サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有は右肘の靭帯補強手術で来季全休の見通し、ペッパーミル・パフォーマンスで人気となったセントルイス・カージナルスのラーズ・ヌートバーも両かかと手術の影響で出場が絶望的と報じられている。