台湾総統、鹿児島&北海道産の刺身に舌鼓 故・安倍元首相の「パイナップル」投稿思い出す声も

   台湾の頼清徳総統が2025年11月20日、日本産の刺身を食べたことをXの日本語の投稿で報告した。

   高市早苗首相の台湾有事をめぐる国会答弁をきっかけに、中国が日本の水産物を事実上輸入停止している中での投稿となり、Xでは友好的な姿勢として受け止める声が相次いでいる。

  • 頼清徳総統のX(@ChingteLai)より
    頼清徳総統のX(@ChingteLai)より
  • 故・安倍晋三元首相のX(@AbeShinzo)より
    故・安倍晋三元首相のX(@AbeShinzo)より
  • 頼清徳総統のX(@ChingteLai)より
    頼清徳総統のX(@ChingteLai)より
  • 頼清徳総統のX(@ChingteLai)より
    頼清徳総統のX(@ChingteLai)より
  • 頼清徳総統のX(@ChingteLai)より
  • 故・安倍晋三元首相のX(@AbeShinzo)より
  • 頼清徳総統のX(@ChingteLai)より
  • 頼清徳総統のX(@ChingteLai)より

日本の水産物を「食べて応援」か

   頼総統は食卓で笑顔を浮かべる写真を公開しながら、「きょうの昼食はお寿司と味噌汁です」と投稿した。寿司の横に盛り付けられた刺身について「#鹿児島産のブリと北海道産のホタテ」とも説明している。

   投稿を受けてXでは、「食べて応援して下さりありがとうございます!」「中国が日本の水産物禁止しても台湾人が買って食べるよという台湾総統のメッセージのようだ」「素晴らしい食の友好ポスト」などと好感が持たれている。

   また、なかには「安倍さんのパイナップルを思い出す。恩は返ってくるんだね」「懐かしいなぁ」「日台の絆素敵だね」といった声も。

   さかのぼって21年に、中国が台湾産パイナップルの禁輸に踏み切った際、既に第二次政権を終えていた故・安倍晋三元首相が似たような投稿をしていた。具体的には、台湾産パイナップルを前に微笑む写真とともに「今日のデザートはパイナップル。とっても美味しそう」と伝えるものだった。

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