JR上野駅・エキュート新設「キッズスペース」狭すぎて波紋 運営会社が明かした命名の経緯

   JR上野駅の商業施設「エキュート上野」の3階改札内ベーカリー・デリゾーンが2025年11月18日にリニューアルオープンした。

   「キッズスペース」が新設されるも、名前から想像される規模に反した狭さだとXで波紋を広げている。なぜこの規模とネーミングになったのか。運営会社のJR東日本クロスステーション(東京都渋谷区)に経緯を聞いた。

  • JR上野駅構内の「エキュート上野」ベーカリー・デリゾーンがリニューアルした(リリースより)
    JR上野駅構内の「エキュート上野」ベーカリー・デリゾーンがリニューアルした(リリースより)
  • 「キッズスペース」の窓から見える特急列車イメージ(リリースより)
    「キッズスペース」の窓から見える特急列車イメージ(リリースより)
  • JR上野駅構内の「エキュート上野」ベーカリー・デリゾーンがリニューアルした(リリースより)
    JR上野駅構内の「エキュート上野」ベーカリー・デリゾーンがリニューアルした(リリースより)
  • JR上野駅構内の「エキュート上野」ベーカリー・デリゾーンがリニューアルした(リリースより)
    JR上野駅構内の「エキュート上野」ベーカリー・デリゾーンがリニューアルした(リリースより)
  • JR上野駅構内の「エキュート上野」ベーカリー・デリゾーンがリニューアルした(リリースより)
  • 「キッズスペース」の窓から見える特急列車イメージ(リリースより)
  • JR上野駅構内の「エキュート上野」ベーカリー・デリゾーンがリニューアルした(リリースより)
  • JR上野駅構内の「エキュート上野」ベーカリー・デリゾーンがリニューアルした(リリースより)

「1人パターゴルフ練習スペースにしか見えん...」

   JR東日本クロスステーションの発表によると、エキュート上野では約2年半にわたりリニューアルが進められてきた。ベーカリー・デリゾーンに関しては新規5店を含む全14店が開いたうえ、「エキュート初のキッズスペース誕生!」とうたっている。

   具体的には、ベーカリーゾーンに22席のイートインスペースが新設され、その近くの窓際に置いた細長い段差部分を「キッズスペース」とした。下記のような使い方も紹介している。

「親子で一緒にリラックスできる小さな人工芝風のスペースで、近くの窓からはJR上野駅に入ってくる電車を上から眺めることができます。運がよければ『特急ひたち』や『特急ときわ』の姿が見られるかも?!」

   一方、現場写真がXで拡散されると、思いのほか狭いとして「1人パターゴルフ練習スペースにしか見えん...」「これは、キッズスペースとは呼べなくない?」「キッズスペースと言われると未就学児くらいのお子様が安全に遊べる空間をやはりイメージしますよね」「ほんとにただの緑の腰掛けですね。。」などと困惑する声が相次いだ。

   なかには「外みたい子供が好きなだけ眺められると思えば割と良いかも」「ここで電車見ていいよ〜公式公認だよ〜邪魔じゃ無いよ〜って意思表示してくれるのは有り難い」と肯定的な声もみられるが、「せめて『ここからでんしゃを見よう』みたいなポップな装飾は必要ではないのか」「子どもの身長じゃこの台の上立っても電車見えなくない...??小学生以上想定してるってこと...??」と意見が飛び交っている。

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