自民党の片山さつき財務相が、金融庁の広報誌に掲載されたインタビューで、就任後の働き方や食生活について語った。
「毎年12月31日と1月1日くらいしかゆっくり家にいる日がありません」
片山氏は金融担当相を兼務。金融庁広報誌「アクセスFSA」の特別企画として掲載された就任インタビューで、
「金融調査会長を務めていた立場からも、現在の金融庁の政策すべてに自分に責任があると感じておりますので、金融担当大臣として、金融庁の皆さんと一緒にますます頑張ってまいりたい」と意気込みを語った。
インタビュー後半では、休日の過ごし方についても言及した。「各地の後援会を回ったり、地方議員・地方支部の応援に行ったり」と、大臣就任前から土日は全国を飛び回る生活が続いているという片山氏。「毎年12月31日と1月1日くらいしかゆっくり家にいる日がありません」という。
就任後は重要な会議の前は予定を空けたスケジュールが組まれているといい、「かえって健康状態がいいかもしれません(笑)」と冗談めかした。
宮沢喜一氏は「定食をフルで」、「私もそのくらい食べないと」
「お食事の時間も十分にとれないくらいお忙しいですよね」との質問には、「そうなんです。役所に戻ってきて一番懐かしかったのは、旧大蔵省の頃からある食堂がまだ財務省に残っていたことですね」と回答。その食堂から「うどんを持ってきてもらったりしています」とも明かした。その結果、「大臣になってから本当に食生活が改善しました」という。さらに、宮沢喜一氏の大臣レク(事前説明)に入った際、宮沢氏が「和食か洋食の定食をフルで」食べていたことに触れ、「私もそのくらい食べないと、あの年齢まで活躍できないなとしみじみ思います」と振り返った。
さらに「今はコンビニに行けば、栄養があって手軽に食べられるものがたくさんありますので、いい時代ですよね」とし、「私もタンパク質が摂れるバーなんかを食べますが、かなり頭がすっきりしますので、タンパク質の大切さを痛感しています」と手軽な栄養補給の工夫も紹介した。
プロテインバーを活用するなど、効率的な栄養補給を重視している様子を明かした片山氏。国会の待ち時間に高市早苗首相と「豚まんトーク」を展開したことも話題になった。
日本テレビが公開した動画によると、片山氏は11月7日の予算委員会で、隣席に座った高市氏に、「いっぱい(豚まんを)差し入れでもらって、もらっていただけない?」と声をかけた。
高市氏が「えーでも豚まん...結構差し入れいっぱいで冷凍庫...」と応じると、片山氏は「でもあれ(豚まん)はちょっとで栄養・カロリーいっぱいとれる、いい食べ物」とアピール。高市氏も「まあいい食べ物」と受け止めていた。
【#アクセスFSA 11月号】
— 金融庁 (@fsa_JAPAN) November 27, 2025
高市内閣発足に伴い、本年10月21日に就任した片山さつき内閣府特命担当大臣(金融)に、意気込みや日頃の活動等について伺いました。
本誌では、インタビューの内容をご覧いただけます。https://t.co/Y0snd0inal pic.twitter.com/htYhvFYt9I