斎藤知事がいら立った関西学院大での講演巡るやり取り 「真摯に受け止めると言いながら改善ない」とも指摘され

質問中に他の記者から「不規則発言」が飛ぶ

   会見では、質問への直接的な回答を避ける斎藤知事に対して、「不規則発言」が飛び、知事が苦言を呈する場面も。

   記者から、斎藤知事が大学を訪れたことに対し、その場に出席した学生がいたのか問われ、「詳細は関西学院大に聞いていただければ」と返答したところ、別の記者が、

「あなたの公務なんでしょ」

と声を荒げた。斎藤知事は、少しいら立ちを見せた。

「まず幹事社さんにお願いしたいんですけれども、質問されている方以外の方が大きな声で声掛けするのは適切なんでしょうか」

   幹事社からは出席した記者に対し、「ご意見ある方は当たったときでお願いできれば」と呼び掛けられた。

   また、行政の長としての説明責任について、記者から「真摯に受け止めると言いながら改善されていないという点がさらに批判を大きくしているのでは」と指摘されると、斎藤知事は「さまざま」という言葉を3回使って、

「さまざまな課題について、さまざまなご指摘やご批判があった場合には、それについてさまざまな対応をさせていただいて、対応を検討していくということです」

と答えた。

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