「絶望しかなかった」大ヒット映画「国宝」主演の吉沢亮さん告白 あこがれの人が目も合わせてくれなかった

「国宝」ブームはありがたいが、この映画の吉沢亮を超えたい

   吉沢さんは、「国宝」を手がけた李相一監督作品が好きで、かつて李監督の映画のオーディションも受けたという。オーディション中に李監督は机の上の資料を見たり外を見たりして、一度も吉沢さんに目を合わせなかったという。吉沢さんは「演技をしながら『これは落ちたな』と思いながらやってました。絶望しかなかったですね、その時は」と振り返った。

   「これから監督と仕事をすることは一生ないんだろうな」と思っていた吉沢さんに「国宝」主演のオファーが。「『まさか、俺か!』という驚きと喜びがあった」という。現在の「国宝」ブームについては「ありがたい」と話しつつも「国宝の吉沢亮というイメージを超えていくために何が必要なのか考えていかなければいけない」と話していた。

   水曜レギュラーのお笑い芸人角田晃広さんは前日の吉沢さんも出席したイベントの司会をしている。角田さんは「吉沢さんとは10年ほど前に『男子高校生の日常』という映画で共演した。あれから吉沢さんは修羅場をくぐり抜けて、美しく色気もオーラも出ている」と話す。MCの設楽統さんは角田さんを見ながら「全然違うもんね」と突っ込みを入れていた。

(ジャーナリスト 佐藤太郎)

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