「つり目」写真騒動のミス・フィンランド、称号はく奪に 本人「意図せず」も...主催者「行動と責任は切り離せない」

「責任に関わる」として...称号はく奪&次点者に移譲

   協会側は専門家と協議し、サラ氏と直接話し合い、一連を徹底的に検証したと説明。難しくも必要な決断を下したとして「サラ・ザフチェが保持していたミス・フィンランドの称号は、本日をもって、はく奪されます」と発表した。

「この決定は個人の人間的価値ではなく、責任に関わるものです。個人が国家および国際的な代表役を担う場合、行動と責任は切り離せない。ミス・フィンランドは模範となる立場にあり、出身地・背景・外見に関わらず全ての人々を尊重することが求められます」

   ただ、「個人的な所感」としてはサラ氏の今後の活躍を祈り、「人は成長し学び続けることができます。それは常に可能なことです。ミス・フィンランドの称号には高い責任が伴います。今回の状況において、この役割を継続するための条件は満たされていませんでした」とも伝えている。

   サラ氏からのコメントも紹介された。謝罪に加え、「この措置により、私たちがこの事態をいかに深刻に受け止めているか、そしていかなる形での人種差別も決して許されないことを示したい」などと記されている。

   ミス・フィンランドの大会規定と慣例に従い、称号は次点者に移るという。

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