小型店「Re:Price」も12月にデビュー
さらにPPIHは12月16日、まったく新しい業態店舗「Re:Price」を埼玉県熊谷市のショッピングモール「ニットーモール」内にオープンする。
PPIHが11月28日に発表したプレスリリースによれば、同店は30~50代女性に向けた美容・健康・タイパの3つのカテゴリーの「驚安商品」を扱う「実験的新業態」だ。売り場面積は217.1平方メートルと、コンビニよりやや大きい程度の小型店舗で、2000~3000点の商品を扱う。
コスメ・スキンケア関連商品が約4割を占め、残りを食品や日用雑貨、理美容、衣料品などで構成。アウトレット品やオフプライス商品を中心に、最大90%オフの商品も用意する。顧客に「価格を再発見」してもらうという意味を込めて「Re:Price」と命名したという。
低価格をウリにする小型店舗という業態は、ドラッグストアの得意分野だ。日用品や食品も扱うとなれば、ドラッグストア各社にとっては無視できない競合相手となる。今後、店舗数を拡大していく計画かどうかは明らかにされていないが、「実験的」と銘打っていることから、成功すれば複数店展開される可能性は高い。