格闘技イベント「BreakingDown18」(ブレイキングダウン=BD)に出場予定だった「北海道喧嘩自慢」やるべしたら竜が、2025年12月15日に自身のXを更新し、くも膜下出血により脳内に出血が確認されたことを報告した。
「くも膜下出血で脳内に出血が発見されて、状態は良くないです」
竜は14日に行われた「BreakingDown18」に出場を予定していた。ところが、13日の前日会見で対戦相手の「千葉喧嘩自慢」江口響と対面した際に、不意打ちビンタを食らい失神した。
頭を床に強打した竜は、失神した状態で足が痙攣(けいれん)。その後、竜の意識は回復したが、ダメージを考慮して14日の試合は中止となった。
竜は大会後の15日に自身のXを更新し、今回のトラブルに言及した。
「今回の件を通じて、私自身が強く感じたのは『減量後という特殊な状態での張り手行為が、想像以上に危険である』という現実です」などのコメントを投稿し、江口の行動がいかに危険であったかを訴えた。
この投稿から約12時間後、竜は「くも膜下出血で脳内に出血が発見されて、状態は良くないです。暖かいメッセージありがとうございます」(原文ママ)とのコメントを投稿。
さらに約12時間後の16日午前7時過ぎにXを更新し、「ありがとうございます。皆さんの心温かいメッセージ見させて頂きました。返信はちゃんとできてませんが、言葉は受け止めいてます。ありがとうございます」(原文ママ)とのコメントを投稿した。
オーディションは毎回のように乱闘「誰かが大怪我をするのは想像できましたよね」
Xのコメント欄には「応援や心配のメッセージを気にして、あまり無理をなさらないで下さい」「早く退院できますように」「本当に心配です...絶対に元気になって下さいね」「どうか、早い快復をお祈りしています」「快調してほしいわ心から」などと、回復を願う声の他に、次のようなコメントも寄せられた。
「絶対訴えた方が良い」「遅かれ早かれ誰かが大怪我をするのは想像できましたよね。これは運営の責任」「リング外で怪我するのはエンタメを超えてます」「後遺症残る可能性があるから、訴えた方が良い」「起きるべきして起きた事故」「ブレイキングダウンはマジで運営方法見直した方が良いよ」
「BreakingDown」は、1分間の最強を決める格闘技イベントで、現役格闘家、元プロボクサーや、国内の喧嘩自慢らが拳を交える。大会のオーディションでは、毎回のように乱闘騒ぎが起き、インターネット上で話題を集めている。
今回の件を通じて、私自身が強く感じたのは
— やるべしたら竜 (@ryu_sato8814) December 14, 2025
「減量後という特殊な状態での張り手行為が、想像以上に危険である」
という現実です。
計量後の選手は、一般的に
•脱水状態
•低血圧
•低血糖
•反射・バランス能力の低下
といった、極めて不安定な身体状態にあります。… pic.twitter.com/DtJRXHKj28