こういうことを繰り返せば犯罪となる可能性
「犯罪になりかねない」というのは、コメンテーターの野村修也氏(中央大法科大学院教授)だ。「わざと業務を妨害している可能性というのはあり得ますので、これがかなり深刻なダメージを与え、何回もこういうのを繰り返していたりすると、犯罪になる可能性っていうのもゼロではないと思います」と説明した。
「ミヤネ屋」が亀井正貴弁護士に取材したところ、詐欺罪なら10年以下の拘禁刑、偽計業務妨害罪なら3年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金に処せられるという。
宮根さんは「キャンセル料を上げるしかない」と提案。実際、西日本鉄道は12日前までのキャンセルはこれまで通り110円だが、11~9日前は運賃の20%、8~2日前は30%、前日と当日は50%のキャンセル料を取ることに改めた。当然だろう。はたして、この年末年始の帰省ラッシュで、相席ブロックはなくなるか。
(シニアエディター 関口一喜)